Q担当している仕事内容を教えてください
私は機械設備(空調設備・衛生設備)の施工管理者として、首都圏エリアで行われている高層ビルや商業施設の建設工事に携わってきました。
主に建設現場の事務所に常駐して 設備工事に関する工程、品質、安全を管理する仕事です。
空調設備の施工図の検討及び作図、資材及び製作物の発注を担当しています。
施工図は現場で職人さんたちが扱う図面で、施工に必要な詳細情報が書かれています。
設計者が考えた全体的なデザイン(設計図)をもとに、実際に施工できる形を検討しながら具体的な形にしていくのが仕事です。
※施工管理:工事現場で工事のスケジュール管理、安全に品質の高い建築が作られているか管理、指揮をする業務(建設現場の旗振り役)
※施工図:設計者が考案したデザインをもとに、どういった材料を使って、どういった工法で組み立てるのかなど、職人さんに施工の指示を出すための詳細な情報が記載された図面
Q仕事で意識していることは?
改修現場の経験から、常に建物を総合的な視点で納めることを心がけています。
『品質向上』と『施工性の改善』、『保守点検』に注力して、社内のメンバーと共に協力会社、職人さんと連携して成果を上げること、いかに他の職種に寄り添えるかをテーマに取り組んでいます。
Qキャリアアップについて
(仕事内容や資格取得など)
キャリアアップには、設備全般(空調、衛生、消火、電気、通信、防災)の幅広い知識とスキルの習得が必要です。
私は建築設備の分野での国家資格の取得を目指しており、自己学習や研修を活用しています。
主に通勤などの隙間時間を使いアプリなどを有効活用して学習しています。
建築業界の国家資格は実務でもすぐに利用できるため、どんな分野でも良いので興味を持てる簡単な資格からステップアップしていくことをお勧めします。
Q就活生のみなさんにメッセージ
就活生のみなさん、みなさんが学生時代に興味をもって取り組んだことがあると思いますが、その熱量を自分の強みとしてしっかりとアピールし、建築業界でチャレンジ精神を持って取り組んでほしいです。
そして、携わったプロジェクト、建築が完成した際の高揚感を体験していただきたいと思います。
新しい環境での成長と学びを楽しみにしてください!